脱毛サロン・クリニックで契約したけど解約したい!クーリングオフは可能?

2018.10.10
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「脱毛したかったけど、もうあのサロンには通いたくない」と思ったら、解約のタイミングかもしれません。

もし、脱毛サロンで契約したばかりであれば、クーリングオフを利用してみてはいかがでしょうか?
こちらでは、契約後の解約(クーリングオフ)についてお伝えしていきます。

クーリングオフができる条件とは?

そもそもクーリングオフとは、「Cooling off=冷静になって考える」という意味があります。
契約をした後であっても、一定の条件を満たしていれば契約を解除できる制度なのです。

クーリングオフの適用は、以下の項目をすべて満たしたときになります。

・契約後8日以内(契約書を受け取った日から計算)
・契約期間が1か月以上
・契約金額が5万円以上

この中でも、「契約後8日以内」というのがとても重要です。

たとえば11月1日に無料カウンセリングを受けて、そのまま契約を交わし、契約書を持ち帰ったとします。
そうすると11月1日から数えて8日以内のため、11月1日~11月8日がクーリングオフの対象となります(契約期間が1か月以上、なおかつ契約金額が5万円以上の場合)。

契約後8日以内で上記の条件を満たしてさえいれば、実際に施術を受けていてもクーリングオフが適用されるのです。
契約したコース金額のほかに、化粧品の購入代金や入会費、年会費などにもクーリングオフが適用されます。

しかし、11月9日以降にクーリングオフの申し出を行ったとしたら、たとえ一度も施術を受けていなくても、クーリングオフの適用外になってしまいます。

クーリングオフの理由は何でもかまわない

クーリングオフの良いところは、いかなる理由であっても全額返金として扱われる点です。
たとえば、次のような理由でも問題ありません。

・通うのが面倒くさくなった
・接客マナーの悪さが嫌だった
・契約の説明に、正直納得がいかなかった
・勧誘がしつこくて、断りきれなかった
・ほかの脱毛サロンに行きたくなった

クーリングオフは法律で定められており、「契約してから消費者が頭を冷やし、きちんと考え直せる期間」という目的のある制度です。
先述の条件をクリアしていれば、違約金なしで契約解除できる義務が発生するので安心してください。

クーリングオフの方法は、ハガキがおすすめ

クーリングオフには、決まった形式がありません。
どのような方法でもかまわないとされていますが、直接話したり、電話で伝えたりするのは避けましょう。
なぜかというと、証拠を残せずにトラブルに発展しやすいからです。

それにもし音声を記録したとしても、クーリングオフを申し出た日にちが記録されていなかったら意味がありません。

きちんと文書に残し、スムーズにクーリングオフを行うようにしましょう。
手軽でかつ確実にできるのは、ハガキにクーリングオフの旨を書き、「簡易書留」で脱毛サロンに送ることです。

特定記録郵便でも可能ですが、差し出し日の記録が分かっても相手の受領の記録がないため、簡易書留で郵送しましょう。

ハガキの書き方の例

・ハガキの表
契約した脱毛サロンの住所とサロン名を書きます。

・ハガキの裏
契約日   ○○年○月○日
販売会社名 例:脱毛サロン△△ ○○店
住所
電話番号
商品名   例:全身脱毛4 回コース
金額    例:63,000円(税抜)

上記の契約内容を、クーリングオフにより解除いたします。

自分の住所
自分の氏名
返金振込口座

ここまでをハガキに記載しましょう。
送付後、通常であれば1か月以内に口座に返金があるはずです。
クレジットカード支払いの場合は、カード会社にも連絡を取るようにしましょう。

ちなみに、ハガキには解約理由を告げる必要はありません。
送る前には、ハガキの表と裏の両方をコピーしておくことも、忘れずにしておきましょう。

ハガキの出し方

郵便局に「簡易書留(基本料金+310円 )でお願いします」と伝えて、ハガキを出します。
投函した日が8日以内であれば問題なく、速達にする必要はありません。

クーリングオフができないのは、どんなとき?

適用条件に当てはまらないとクーリングオフができないのはもちろんですが、ほかにもクーリングオフができない場合があります。

クリニックの脱毛コース

クリニックの脱毛コースは「医療契約」となり、特定商取引法に基づいたクーリングオフの対象外なのです。
そのため解約したい場合は、クリニックとの話し合いを行います。

この場合は施術を受けたときの費用が戻ってこないことが多く、返金の代わりにほかのコースを勧められるケースもあるでしょう。

月額制プラン

月額制の場合、一括支払いというものにあたらないため、クーリングオフが適用されません。

この場合は、1か月前に解約手続きを申し出ることで、翌月分の引き落としがされなくなるのが一般的です。

脱毛サロンごとの条件を満たさないとき

脱毛コースの申込書に、「○か月継続の方のみ、コース加入できます」と書かれていることもあります。
こういった条件は、事前に脱毛サロンのスタッフから口頭で伝えられているものです。

いくらクーリングオフの適用条件に当てはまっているとしても、脱毛サロンごとの条件を満たさないときは、クーリングオフの対象外となります。

クーリングオフの条件に当てはまらなければ、途中解約を!

もしクーリングオフができなければ、店舗やコールセンターに問い合わせて、通常の解約手続きを進めていきます。

「返金システム」がしっかりとしているお店であれば、途中解約は簡単にできますし、コースの残り回数分を全額返金してくれることもあります。
サロンによっては解約手数料もかからない場合もありますので、まずは問い合わせてみることが大切です。

まとめ

クーリングオフは、法律に基づいて行われるものです。
適用条件に当てはまっていれば、全額返金してもらえる権利が発生します。

ただし、クーリングオフの申し出をするときは書面に残しておき、何かあっても柔軟に対応できるようにしておきましょう。