家庭用脱毛器を使う時はサングラスが必要なの?普通のサングラスでもOK?
2018.10.11最近の家庭用脱毛器は、サロンやクリニックにあるような「フラッシュ式」が主流といわれています。
ボタンを押すと脱毛効果のある光を照射できるフラッシュ式ですが、この光がかなりまぶしく、直視するとどうやら目に悪いようです。
そのためか、製品によっては付属品にサングラスがついていることもあります。
家庭用脱毛器を使う時は、サングラスを用意すべきなのでしょうか?
また、専用のサングラスでなければいけないのでしょうか?
今回は、家庭用脱毛器とサングラスの関係についてお伝えしていきます。
脱毛時のフラッシュが目に悪いって、本当なの?
フラッシュ式の脱毛器は照射時にピカッと輝き、カメラのフラッシュを連想させるような光を発します。
これは黒いメラニン色素に反応する光であり、肌に当てることで、黒い毛根を破壊するものです。
毛根を破壊するほどの威力がある光だと、人の目にも刺激を与えそうに思えますが、照射時の光は「可視光」と呼ばれるもので、直接光が目に入らなければ人体に大きな影響を与えるわけではありません。
しかし日本人の目は黒目が濃い色の人が多いため、万が一、光が目に入ってしまったら目にやけどなどのダメージを追ってしまう恐れがあります。
つまり、「照射時の光が有害だからサングラスをかける」というのは誤解なのです。
照射時の光が人体に悪影響を及ぼすことはありませんが、直接見てしまい目がやけどしないためにも、予防としてサングラスをかけましょう。
どんなサングラスを使えばいいの?
家庭用脱毛器の付属品でサングラスが付いていなかった場合、自分でサングラスを用意する必要があります。
大切な目を守るためには、遮光メガネ といった「専用のサングラス」を手に入れるのが理想です。
とはいえ、専用のサングラスを準備できなくてもかまいません。
家にあるサングラスや、100円ショップで売っているものでも代用は可能です。
面倒くさがってサングラスをかけずに家庭用脱毛器を使用するぐらいならば、とりあえず用意できるサングラスをかけるようにしましょう。
サングラスをかけずに済む6つの方法
サングラスを普段かけない人からすると、サングラスの購入というのはあまり気が進まないことかもしれません。
慣れないもの(サングラス)を使って、慣れないこと(脱毛)をするのは、精神的な負担になってしまうときもあるでしょう。
そこで、サングラスを使用しない6つの方法をご紹介いたします。
・目をつぶったり、そむけたりする
・タオルを目の上にかぶせる
・熱線式脱毛器を使う
・超音波、高周波式脱毛器を使う
・泡脱毛器を使う
・バルジ式脱毛器を使う
それぞれの方法について、以下で詳しくみていきましょう。
目をつぶったり、そむけたりする
照射時に出る光が目に入らないようにするための、とても簡易的なやり方です。
脱毛の作業がしにくくなりますが、サングラスを用意しなくて済みます。
タオルを目の上にかぶせる
脱毛サロンやクリニックなどで、脱毛を受ける人の目を守るためによく用いられる方法です。
厚手のタオルならば光を通さないので、目をつぶるよりも安心できるでしょう。
ただし、こちらも上記の方法と同じく、脱毛の作業がやりにくくなるというデメリットはあります。
熱線式脱毛器を使う
熱線の力で脱毛できるのが「熱線式脱毛器」であり、「サーミコン式脱毛器」とも呼ばれています。
シェーバー(カミソリ)に近いものでありながら、刃を使わずにムダ毛を取り除けるアイテムです。
このタイプの脱毛器だと光が出ないので、サングラスをかける必要はありません。
超音波・高周波式脱毛器を使う
こちらの脱毛器も光が出ないので、サングラスをかける必要のないものです。
超音波や高周波を流すことで、光を出さずに毛穴に熱を与えられます。
ただし、フラッシュ脱毛器のように毛根にまでダメージを与えるわけではないので、ムダ毛処理の補助的な役割となります。
泡脱毛器を使う
脱毛器のヘッドに、ボディーソープや石鹸の泡を付けて使用するタイプです。
先端のローラーに毛を挟んで、転がしながら抜いていく仕組みとなっています。
毛根ごと抜くことができますが、表面に出ているムダ毛を一時的に処理するものという位置づけでもあります。
まとめ
フラッシュ式の家庭用脱毛器では、光によって脱毛を行うのが特徴です。
光自体は人体に悪影響を与えるものではありませんが、熱を帯びており、直視すると網膜をやけどしてしまうリスクがあります。
100円ショップのものでかまいませんので、サングラスをかけて家庭用脱毛器を使うようにしましょう。
もしサングラスをかけるのが苦手ならば、光から目をそむけたり、タオルで目隠ししたりしてみてはいかがでしょうか?
これから家庭用脱毛器を買おうと思っている方は、いっそのこと光の出ないタイプを選んでみるのも一つの方法です。
ただし、フラッシュ式以外の家庭用脱毛器だと、毛根まできちんと脱毛できない場合があります。
脱毛器の性能をきちんと調べて、自分に一番メリットがあるのはどの脱毛器なのかを考えて購入を検討してみましょう。