うなじ・背中の脱毛前後!髪染め・パーマは問題ない?

2019.02.06
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脱毛をするにあたってさまざまな注意点がありますが、髪染め(以下カラー)やパーマも脱毛に大きく関係していることをご存知でしょうか?特に、髪が触れやすいうなじや背中を脱毛している場合、カラーやパーマをするとさまざまなトラブルが起きる可能性があるのです。
今回は、カラーとパーマが脱毛にもたらす影響と、その理由についてご紹介します。

脱毛前後当日のカラー・パーマがNGの理由

結論からいうと、脱毛の前後と当日はカラーやパーマを避けることが基本となります。
なぜなら、カラーやパーマで使用する薬剤の成分によって、「アレルギー反応」が起きる可能性があるからです。

カラーやパーマの薬剤に含まれているアレルギー反応を引き起こす成分として、カラーでは酸化染料に含まれる「パラフェニレンジアミン(ジアミン)」、パーマでは1剤の「チオグリコール酸」が代表的です。

ジアミンは髪色を明るくするために必須の成分ですが、赤み、腫れ、かぶれ、湿疹といった症状が起きるとされています。チオグリコール酸も刺激が強いことから、皮膚に付着すると赤みやかぶれといった症状が起きるのです。

アレルギー反応というと、アレルギー体質の方やアレルゲンを持っている方だけに発症すると思いがちでしょう。しかし、カラーやパーマの薬剤は強酸性で刺激が強いため、かぶれや湿疹といった「刺激性接触皮膚炎」のアレルギー症状は、誰でも起こり得る可能性があります。

「たかが皮膚炎」と軽視してカラーやパーマをやり続けると、呼吸困難になるアナフィラキシーショックといった、重篤なアレルギー症状を発症することもあるので注意が必要です。この症状に発展すると、アレルゲンとなるカラーやパーマは、今後二度と使えなくなってしまいます。

また、脱毛前後と当日の肌は、光やレーザーの照射によってとても敏感で刺激を受けやすい状態です。その肌にカラーやパーマの薬剤が付着したり、肌の奥に浸透したりすると、湿疹や赤み、かぶれといったアレルギー症状が起きるリスクが高くなります。

この湿疹は、薬剤が付着した部分だけでなく、その周辺に広がるケースも見られます。そのため、髪が触れやすいうなじや背中の脱毛前後と当日は、カラーやパーマは避けた方が賢明という理由も納得できるでしょう。

カラーやパーマはいつからできる?

カラーやパーマをしたあと、薬剤が髪に定着するまでに「最低でも24時間、完全に定着するまでに約1週間」は必要といわれています。そのため、脱毛中にカラーやパーマをする場合は、薬剤の定着と肌の状態が落ち着くことを踏まえて、脱毛後1週間以上経ってからするのが最適です。

髪が触れる可能性が低い、VIOや脚といった下半身の脱毛なら問題ないと思われるでしょう。しかし、シャンプーやシャワーを浴びた際に、カラーやパーマの薬剤が落ちて肌に付着し、肌に影響をもたらす可能性も考えられます。

他の部位を脱毛中にカラーやパーマをした場合、1週間程度はシャンプーをする際に注意が必要です。また、シャンプーだけは洗面台でする、といった工夫をするとより安心でしょう。

脱毛の前後と当日にブリーチをしても問題ない?

ブリーチは、髪のメラニン色素を破壊して色素を抜くことで、カラーでは表現しにくい明るい髪色にする際に必須の手法です。カラーやパーマとは異なるブリーチですが、脱毛の前後と当日はやらない方が賢明でしょう。

ブリーチ剤には、カラーのようにアレルギー症状の原因となる成分を含んでいませんが、過硫酸塩などによる刺激がとても強いため、頭皮が剥けたり、かぶれたりすることが珍しくないのです。

うなじや肩に薬剤が付着する可能性が高いので、ただでさえ敏感な脱毛後の肌に大きな刺激を与えかねません。脱毛後にブリーチをする場合でも、脱毛した肌が落ち着くまでの1週間程度はやらないことをおすすめします。

美容室で脱毛する場合は要確認

ここ数年の傾向では、本格的な脱毛機器を導入する美容室が増えつつあります。「料金が脱毛サロンよりリーズナブル、脱毛サロンに通う手間が省ける、ヘアカットと脱毛を同じ日にできる」という点が、美容室の脱毛ならではのメリットです。

髪をカットするだけなら、同じ日に脱毛しても問題ないでしょう。しかし、カラーやパーマ、ブリーチをする場合は、美容師や脱毛の担当者に確認することをおすすめします。

なぜなら、美容室での脱毛の施術は、脱毛サロンのようなプロが在籍しているとは限らないため、カラーなどの薬剤が脱毛に与える影響を知らない可能性も考えられます。アレルギー反応が出てからでは手遅れになりかねないので、自分の身を守るためにも自ら積極的に質問することが大切です。

まとめ

カラーやパーマを脱毛前後、当日にできない理由と影響について、お分かりいただけましたか?

かぶれが出ると周辺に広がるだけでなく、最悪の場合は命を脅かすアレルギー反応が起きてしまいます。また、薬剤が定着するまで1週間かかることはあまり知られていないので、「気付いたらアレルギー反応があった」ということも起こり得るでしょう。

カラーやパーマ、ブリーチの薬剤による影響を予防するには、脱毛前後の1週間は間隔をあけることが最善の策です。カラーやパーマをする予定のある場合は、脱毛の予約日を確認してから美容室の予約をしましょう。