ヘルペスだと脱毛はNG?その理由を徹底解説!

2019.01.09
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脱毛サロンで施術を受ける際の、禁忌事項のひとつとして挙げられているヘルペス。
ヘルペスとは、水ぼうそうにかかったときのような小さな水疱ができる皮膚疾患です。
決して珍しい疾患ではないのですが、一度できてしまうと再発しやすいという特徴があります。

では、ヘルペスができているときに脱毛の施術が受けられないのは、一体どうしてなのでしょうか?

ヘルペスって一体どんなもの?

ギリシャ語で「這(は)う」という意味を持つヘルペス(herpes)。
ヘルペスとは、昔はその名の通り「這うように」拡がっていく皮膚疾患の総称でしたが、現在では単純疱疹または帯状疱疹のことを表しています。

では、ヘルペスとはどのような特徴を持つ皮膚疾患なのでしょうか?

ヘルペスができる原因と症状とは

ヘルペスには、大きく分けて単純疱疹と帯状疱疹の2種類があります。
一般的にヘルペスと呼ばれているのは単純疱疹で、単純疱疹ヘルペスウイルスに感染することによってできます。
皮膚がただれて赤くなることや、水ぶくれができてしまうという症状のほか、ピリピリとした痛みを感じるケースも多くあります。

一方、帯状疱疹は水ぼうそうを引き起こす痘・帯状疱疹ウイルスによってできます。
痘・帯状疱疹ウイルスは、最初は水ぼうそうとして現れますが、一度水ぼうそうが治癒した後も後根神経節内に潜伏しており、免疫が低下したときなどに再び現れてくる場合があります。これが帯状疱疹です。

帯状疱疹はその名が表しているように、疱疹が帯状にできるのが特徴で、強い痛みを伴い、ときには発熱や頭痛が見られる場合もあります。

ヘルペスができやすい場所ってある?

単純疱疹にはI型とⅡ型、2つのウイルスがあります。
この2つのウイルスには、それぞれできる場所に違いが見られ、Ⅰ型は口唇、Ⅱ型は性器にできやすいという特徴を持っています。

一方、帯状疱疹は知覚神経があるところであれば、どこにでもできる可能性があります。

ヘルペスの治療方法とは

単純疱疹・帯状疱疹ともに、治療の基本は抗ウイルス薬の内服です。
軽度の単純疱疹では、外用の抗ウイルス薬のみで治療を行う場合もあります。
市販の抗ウイルス薬外用薬の使用によって、耐性ウイルスができてしまったという報告がアメリカであったことから、市販薬を使用する場合には注意が必要です。

ヘルペスが治るまでどのくらいかかる?

医療機関で適切な治療を受け、抗ウイルス薬の内服・外用を行った場合は、1週間程度で症状は消えていきます。

要注意!ヘルペスは再発することもある

医療機関でヘルペスをきちんと治療すれば、症状は時間の経過とともに消えていきます。
しかし、単純疱疹の場合は、一度治ったと思っても非常に再発しやすい傾向にあるため、免疫を低下させないように心がけることも大切です。

ヘルペスがあるときは脱毛できない!その理由とは

ヘルペスがあるときには、脱毛の施術を受けることができません。これはどこの脱毛サロンでも同じです。
その理由は、ヘルペスはウイルスによって起きる感染症だからです。

感染症とは、細菌・ウイルス・真菌などの病原体が体内に侵入してしまうことによって起きる疾患のことで、人から人へ、ときには動物や昆虫からうつるものもあります。

またヘルペスは、疲れや免疫が低下していて体調がよくないときに現れます。つまり、「体力が落ちているから気を付けて!」という身体からのサインとも考えられます。

ヘルペスがあるときに脱毛の施術が受けられないのは、体調面が不安定で、肌トラブルが起きやすい状態になっているためでもあるでしょう。

ヘルペスを隠しちゃダメ!そのまま施術すると大変なことに!

ヘルペスができていても、痛みがあまり強くない場合には脱毛の施術を受けたい、と思う方もいるかもしれません。

でもそれは、とても危険なこと。

感染症であるヘルペスができているのを隠して施術を受けてしまうと、予期していなかったような重篤な肌トラブルを起こす可能性が高くなるだけでなく、ほかの誰かにうつしてしまう可能性もあるのです。

また、自分ではバレないだろうと思っていても、脱毛のプロでもあるサロンのスタッフには見抜かれてしまうこともあります。
そうなったら、最悪、通えなくなってしまう可能性もあるかもしれません。

自分のためにも、ほかの人のためにも、ヘルペスができているときには、まず治療に専念することを第一に考えるようにしてくださいね。

まとめ

ウイルスによって起きる感染症でもあるヘルペス。
ヘルペスには単純疱疹と帯状疱疹がありますが、一般的にヘルペスと呼ばれているのは単純疱疹です。

口唇やデリケートゾーンにできやすい単純疱疹はできただけでもイヤなものですが、それは同時に「体力が低下している」というサインともとらえられます。

このように、ヘルペスができているときは、肌トラブルが起きやすくなっていると考えられるほか、ほかの人にうつしてしまう可能性もあるため、脱毛の施術は受けられません。

早くムダ毛のない肌になりたい!と思っても、ここで焦るのは禁物です。

自分の身体のためにも、ほかの誰かのためにも、ヘルペスができているときには、まず何よりもきちんと治療することを最優先にしてくださいね!