痔になってしまった……Oラインの脱毛は避けた方がいい?

2018.08.20
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痔の炎症 がある場合は脱毛NGです

女性の場合、便秘や冷えなどの様々な要因が相まって、お尻(肛門)に炎症を引き起こすことがあります。お尻にできる炎症は、症状の度合いを問わず「痔」と表現されます。皮膚が切れてしまう「切れ痔」や直腸内部にイボができてしまう「イボ痔」などが女性に多い症状です。

女性にとってお尻のトラブルは、恥ずかしく感じるものです。症状によっては手術が必要なものがありますが、どうしても「肛門科」などを掲げる病院へ駆け込むことは抵抗があるのではないでしょうか。
そのため、専用の薬で症状を治めるだけの対症療法を繰り返す方も少なくありません。

最近では、女性のデリケートゾーンの脱毛が一般化してきました。肛門回りの「Oライン」はTバックやタンガショーツを好む女性にとってムダ毛をなくしたい場所の一つとなります。しかし、Oラインに痔の炎症がある場合は脱毛サロンでは施術NGとしています。

脱毛サロンでは、ニキビの炎症がひどい場合や脱毛個所に何らかの傷や炎症がある場合は施術ができません。Oラインに関しては、ピンポイントで光を照射する場所ですし、排便の関係で大腸菌群が付着していると考えられ、傷口に入れば感染症を引き起こす可能性も否めません。
また、脱毛機器をOラインに当てることで、傷口が破れ、再度炎症が悪化するということもあります。このような理由からNGとしています。

痔を患っているときは、椅子に座るのがつらい、排便時の痛みや出血が厳しいというような生活の上でのデメリットもあります。まずは体調を整え、炎症を治すことを優先させましょう。

イボ痔と間違われることがある症状

自分自身は痛みなどを伴わないため痔を認識していなくとも、施術中にOラインの異変を指摘されることがあります。確認してみると、肛門からポリープのような皮膚の垂れ下がりを認めることがあります。イボ痔のような症状と間違われることがありますが、これは「スキンタグ」という状態で、現状では痔など病的な症状ではないといえます。

このスキンタグは、何らかの原因で肛門の周囲にできた皮膚のたるみです。自覚症状もなく気づいたらできていたということが大半です。過去に痔や出産を経験した方に多くみられます。悪性の症状ではありませんので安心してください。

スキンタグ は進行度合いに個人差があります。イボ痔に近く腫れているように見える程度のものから、ポリープのようにひものようなたるみなど様々です。手術で除去することができますが、炎症ではないため経過観察で済む場合もあるようです。

ただし、このスキンタグに大便が付着することや冷えなどが原因で炎症を引き起こすこともあります。そういった場合、Oラインの脱毛はNGです。炎症を抑える治療を受けましょう。

また、炎症がなくともスキンタグの大きさによっては施術を断られこともあるようです。肛門は、自分自身では気づけない場所ですので、まずは脱毛サロンの見解を仰ぎましょう。

痔にならないため、生活で気を付けることは?

VIO脱毛を受ける方の中で「ニオイが気になるかも」「汚いと思われそう」などという理由から、脱毛日前後は排便を我慢する方も見られます。また「排便をしなければオナラが出そう」という理由から、無理に排便をしようとトイレの中で頑張ってしまう方も少なくありません。

これらの行動はすべて「痔」につながるNG行動です。脱毛期間中に痔を引き起こしてしまうリスクが高まります。VIO脱毛の前には消毒を行いますし、エステスタッフはマスクを着けて施術を行います。そのため、ニオイなどはさほど気にならないようです。

また、技術面だけではなく、モラルやマナーの面で細やかな教育を受けたスタッフが施術を行いますので安心して施術を受けてください。脱毛日の排便はシャワー付きトイレで洗浄を行うほか、ウェットティッシュなどを使ってお尻回りをふき取っておくのも一案です。

普段の生活でも痔につながる要素が存在します。ムダ毛が気になるけれど、痔があるから脱毛サロンに駆け込めないと悩む前に生活を見直してみましょう。

痔にならないためには、睡眠時間は十分にとること、繊維質を多めに摂取すること、水分補給をすることなどが挙げられます。
また、刺激物は食べないことや、排便を我慢することなく毎日決まった時間にトイレに座ることも大切です。これらは、ほぼ便秘を避けるための行動と同じですが、女性の場合は便秘が痔に直結する重大な要素です。毎日のリズムがつくよう生活を整えていきましょう。

また、冷えからくる「めぐりの滞り」も痔の炎症を引き起こしてしまいます。ガードルなど下着の締め付けを避けることや、薄い下着一枚だけではなくペチコートなどを合わせるなどの対処も進めていきましょう。

まとめ

痔になった場合、Oラインの脱毛はどのサロンでも対応できません。まずは痔の治療を優先させるとともに、普段から痔にかからないような生活を送りましょう。

またVIO脱毛を始めると、エステスタッフへの気遣いから痔ができやすい状況を作りこんでしまうことが多い現状があります。
エステスタッフは専門的な教育を受けていますので安心して施術を受けてください。お尻の汚れが気になる場合は、シャワー付きトイレやウェットティッシュなどを利用して清潔な状態を作ってみてください。