脱毛に通う頻度はどのくらい?部位ごとに通う頻度が違うの?

2018.07.07
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毛周期について知っておこう

私たちの体に生える毛には生え始めから抜け落ちるまでの「サイクル」が存在します。一般的に「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれており、髪の毛からむだ毛と呼ばれる体毛に至るまで毛周期によって毛の一生が決まります。

毛周期のサイクルは、4つに分けることができます。

① 成長初期…毛母細胞の分裂により毛乳頭が生まれ毛が伸び始めてくる
② 成長期…毛母細胞の活発な成長により毛が成長する時期(脱毛適期)
③ 退行期…細胞分裂が停止、毛根の退行によって毛が弱り始める時期
④ 休止期…毛根が完全に退化。毛が抜け落ちる時期

このサイクルを経て、また新しい細胞分裂が始まるため成長初期の段階へ戻ります。

人間には全身の毛穴が約20万個あるとされていますが、全ての毛穴から一度に生えてくることはありません。それぞれの毛穴がランダムな毛周期を持っており、それによって体毛の量が調節されています。
部位によって毛穴の密度も異なりますので「むだ毛ななかなかなくならない」などという悩みも生まれるのです。

脱毛サロンによる施術は、光を照射することによって毛母細胞を弱らせ物理的に退行期~休止期に移行させていきます。
その時点で毛母細胞に大きなダメージを与えるため、休止期にあたる期間が通常よりも長くなり「長期的な脱毛効果」を感じることができるのです。

毛周期は部位ごとに異なります!

全身脱毛を行っている方はお気づきかもしれませんが「ワキは無毛に近いのに、VIOの量は薄くなった程度でなかなかなくならない」ということも。
脱毛サロンに通って同じ回数光照射を受けているのに、ワキとVIOでは残った毛量に差が出てしまいます。

もちろん、ワキとVIOでは毛質や生え方にも差がある上、元々の毛量も異なりますので、比較することは若干間違った考えかもしれません。ただし、ワキとVIOでは、根本的な「毛周期」が異なるため光照射後の毛量に大きな差が出てくるのです。

ワキの毛周期は「成長初期~成長期」に移行するまでの期間が約3~5ヶ月ほど、「退行期~休止期」で約3~5ヶ月ほどとされています。新しい毛が生えてから役目を終えて抜け落ちるまでの毛周期が約6~10ヶ月程度です。

VIOの毛周期は「成長初期~成長期」に移行するまでの期間が約1~2年ほど、「退行期~休止期」で約1年~1年6ヶ月ほどとされています。
新しい毛が生えてから、役目を終えて抜け落ちるまでの毛周期は2年~3年6ヶ月程度の期間を要します。

IPL脱毛や医療レーザー脱毛の場合、成長期にあたる毛の毛根だけが反応します。
VIOの光照射を受けた際に退行期に移行した毛があれば、それが成長期に移行するまで1年以上の時間を要するのです。

また、光照射の時点で成長初期に切り替わったばかりの毛は残りますので「毛量が減らない…?」と感じることにもつながります。

足や腕の毛周期は8~10ヶ月程度。部位によって異なる毛穴の密度などを勘案して、「光脱毛によるお手入れは2~3ヶ月に一度」を推奨しているのです。

何回くらい通えばいいの?

さて、IPL脱毛の場合、先に挙げた「毛周期と毛穴の密度などを勘案して2~3ヶ月に一度脱毛サロンに通うことが推奨されている」という点を切り出してみていきましょう。

これをワキに当てはめると、毛周期は最低6ヶ月です。2ヶ月に一度サロンに行くと、初めに光照射を受けた毛根が再び成長初期へ移行する時期は3回目の施術と重なります。

ただし、初回に光照射を受けた際に成長期に値する毛は毛乳頭を破壊されて「再び毛が生えにくい状態」に変わっています。そのため、3回目以降の施術から「むだ毛が生えにくくなり、毛が少なくなってきた」と実感できるかもしれません。

ワキの場合、5~6回目のお手入れ後から、自己処理が不要になったという方も増えてきます。
このことから、自己処理不要の状態にするには、「毛周期+α」のお手入れが求められます。

なぜ「α」なのかといえば、毛の生え方や毛量には個人差があるためです。10回通って納得できる肌になったという方もいれば、20回通ってもまだむだ毛が残るという方もみられます。
ホルモンの影響ということも考えられますし、脱毛機器の出力レベルを下げて施術を行っていれば、むだ毛の再生率は高まります。

このようなデメリット面も考慮する必要があるでしょう。
脱毛サロンが提供する「VIO・6回コース」を3ヶ月に1度通ったのに効果が得られなかったというのは、毛周期にも関係することと捉えましょう。

「+α」の回数をできるだけ少なくするためには、初めの何度かは脱毛サロンに通う頻度を上げることも一案です。
ただし、IPL脱毛の場合、肌への大きな負担がかかりますし、頻度を上げて照射を行っても「反応できる毛根」がないため光照射自体が無意味なものになる可能性も考えられます。

一方SHR方式の脱毛は、同じ光脱毛でも毛根へ直接作用するのではなく「毛包」全体を温めて毛を弱らせる仕組みです。毛周期は関係なく「今ある毛包」をくまなく温めてくれるので、これから生える成長初期にあたる毛もなくしてくれます。

肌へのダメージも少ないため、1ヶ月に1度通えるメリットがあるので、初めのうちは毎月通い、脱毛効果が出てきたら2ヶ月に一度通うと言った頻度の変更も可能です。最終的に「+α」の回数を減らすことができると考えられます。

通い放題プランや単発照射などを上手に利用してコース完了後も光照射を受けられる環境を残しておくことが大切ですよ。

まとめ

毛周期は部位ごとに違うということを理解すれば、部位によって得られる結果も違うことに気付くことでしょう。毛周期があるため、ワキとVIOを同日照射した場合、照射回数と結果はリンクしません。
VIOラインの脱毛の場合、毛周期が3年にも及ぶため「長丁場」となってしまいますが、その分だけ光照射の間隔をあけても良いと捉えることができます。3ヶ月に一度ではなく6ヶ月に一度の施術で様子を見ていくことも一案です。