ニードル脱毛は痛い?その仕組みと効果

2018.07.03
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ニードル脱毛とは? その仕組みについて

ニードル脱毛とは、「絶縁針」と呼ばれる針を毛穴に直接挿入し、電気を流すことで毛の発生源である毛母細胞を腐食・または弱らせる施術を指しています。クリニックを中心に施術が行われています。

かつては「脱毛=ニードル脱毛」であり、永久脱毛ができるとうたわれていました。現在でも、エステサロンにおいて施術を提供しているところがありますが、コストが大きくかかるため、施術を行っているクリニックやサロンはごく少数となりました。

ニードル脱毛は、電気を直接毛根へ流すため即効性があり、その場で毛を抜くことが可能です。利用される場面として想定されるのは、眉毛の脱毛や両ワキの脱毛、男性の顔ヒゲの脱毛などが挙げられます。
特に男性は毛穴が大きく分かりやすいので、男性専門の脱毛エステではニードル脱毛が数多く導入されています。

今や男性のための脱毛というようなイメージがありますが、女性にとって大きなコンプレックスにつながる、胸やデリケートラインにはえた毛の脱毛などにも功を奏します。
また、毛髪やあごひげの癖をニードル脱毛によって矯正することや、1本だけはえた濃いヒゲを抜くというピンポイントの脱毛処理も可能です。

ニードル脱毛の費用 ですが、施術本数や機器の稼働時間で計算されることが一般的です。

とあるエステサロンでは、1本の脱毛に付き100円の費用が発生しますし、あるクリニックでは、機器の稼働時間15分間に対して費用を加算します。相場をみると1回の施術に付き7,000円~10,000円程度の費用を見積もることになります。
また、針は消耗品として都度購入しなければいけないサロンもあります。こちらの費用は1本に付き100円程度とされています。

効果は高いけれど…

ニードル脱毛は、毛穴に直接針を挿入し電気を流します。1つの毛穴に対し10~20秒程度の通電を行い、毛根に十分に熱を与えます。これによって、毛根が完全に破壊されるため、クリニックでの施術の場合「永久脱毛が可能」とうたっています。再び毛が生えることはありませんので、「効果が高い」ということができます。

その反面、デメリットも存在しています。ひとつ目は「痛い」ということです。
毛穴をターゲットにするため細い針ではありますが、皮膚に挿入するため注射針を刺す時のような痛みを伴います。
それに最長でも20秒ほどの通電も行いますので、人によって痛みを強く感じることもあります。針の挿入は1度だけではなく、毛穴一つ一つに対して同じ作業を続けますので、挿入された回数だけ痛みは続きます。

成人の人間が持つ全身の毛穴の数は約20万個 。個人差はありますが、1平方センチ当たりの毛穴は密度が高い「おでこ」で300個程度とされています。
ワキの下では、片側で1,800もの毛穴があると言われています。極端な話となりますが、この1,800もの毛穴に針をさして電気を流すことを考えてみましょう。

また、毛が生えるサイクル(毛周期)があり、ワキの下にあり1,800の毛穴全てに毛が生えているわけではありません。その時に、目に見えて生えているのは数百本程度です。

ニードル脱毛用の機器は稼働時の経費がかかることもありますし、脱毛処理時の痛みに対する負担も大きいものです。そのため1度に処理できるのは最長で10~15分程度。およそ60~100本程度の毛しか処理できません。
先に触れた「毛周期」と照らし合わせると、両ワキの脱毛が完了するまで2~3年の時間を要します。

女性はニードル脱毛に向いている?

女性の肌の毛穴は小さく、男性の毛のように太くて濃い毛ではありません。ニードル脱毛を施術する時も短時間で毛が抜けやすいので、結果が早く現れやすいメリットがあります。

ただし、女性の肌の場合ニードル脱毛で「完全にキレイにすること」を目指せば、時間が大きくかかりますし、費用もそれなりにかかります。
もちろん、痛みに対する負担も時間を追うごとに大きくなっていくことでしょう。
クリニックでは、痛みを避けるために処置を施す他、色素沈着や皮膚表面のやけどなどが発生しないよう都度冷却を施しながらお手入れをしていきます。

一方、エステサロンでは医療行為ができないため、痛みに対する処置はできません。
また、エステスタッフの技術が未熟な場合、針を挿入した際に内出血や皮膚出血を引き起こしてしまうことも考えられます。
出血することは感染症のリスクを伴いますし、内出血の場合は症状が落ち着くまで、見た目が悪くなります。このようなリスクも考えて施術を受ける必要があります。

また、ニードル脱毛の場合は、毛穴を見つける必要がありますので、むだ毛を生やしたまま施術を行います。事前の自己処理ができませんので、ニオイや服装への配慮も必要になります。こ
こまでのデメリット面を考慮すると、「ニードル脱毛はちょっと面倒かな?」「女性として、ニードル脱毛は不向きかな?」と思う方もいるかもしれませんね。

まとめ

2000年頃までは主流だったニードル脱毛。今では光脱毛の方が低コストである上、脱毛効果も高まってきているため、光脱毛を支持する女性の方が増えています。
ニードル脱毛は永久脱毛の効果が高いのですが、一方で費用面や痛みに対するデメリットもあり、さまざまな方面でトラブルに発展しやすい脱毛法とも言えます。
ニードル脱毛を検討する場合は、クリニックやサロンなど、どういったところで施術を受けるか熟考しながら決定していきましょう。