毛周期を無視して脱毛すると損になってしまう3つの理由

2018.12.27
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髪の毛が自然に抜け落ちたり、体毛が普段より少なくなったりするのは、毛は新しく作られて抜けていく一定のサイクルがあるからです。それを「毛周期」と呼ぶのですが、脱毛とは切り離せない重要な要素なのです。

脱毛はその毛周期に合わせることを基本としていますが、毛周期を無視して脱毛すると「損」といえる、さまざまな影響を及ぼします。
今回は、毛周期の基礎知識に加え、毛周期を無視した場合のリスクについて解説します。

脱毛と関係の深い毛周期とは?

まず、脱毛を受ける上で重要な、毛周期について知ることからはじめましょう。毛周期には、「成長初期、成長期、退行期、休止期」という4つの段階をくり返しています。

・成長初期…毛母細胞の分裂がはじまり、毛穴の奥で毛が作られる
・成長期…成長初期の毛が栄養を吸収して、皮膚の上へ長く伸びはじめる
・退行期…毛の成長が止まり、毛乳頭と毛の結束力が弱まる
・休止期…退行期の毛が抜けたあとの状態で、毛乳頭が作られて成長期がはじまる準備段階

毛周期がなぜ脱毛と大きく関わっているのかというと、光脱毛とレーザー脱毛は、「現在生えている毛=成長期」だけに脱毛効果を得ることができるからです。

光とレーザーは黒いメラニン色素に反応する性質を利用し、毛母細胞などの周辺組織に熱でダメージを与えることで脱毛します。成長期の毛はメラニン色素が濃いので、効率よく毛根に届くことで、より効果的に脱毛できるのです。
一方、毛が毛乳頭から離れている退行期、毛が何もない休止期に照射しても、反応できるメラニン色素がないので、脱毛効果を得ることができません。

部位ごとの毛周期の違い

毛周期の4段階のサイクルは変わりませんが、新しい毛ができるまでの期間は部位ごとによって異なります。部位ごとに毛周期が1周する期間は次の通りです。

・ワキ…約3~5か月
・腕、ひざ下…3か月半~5か月
・顔…1~2か月
・VIO…1~2年

部位によって毛周期に差があるのですが、髪の毛と同様に、体毛の毛周期にも個人差があるのが特徴です。これらはあくまでも目安であり、毛質やホルモンバランス、年齢などの要因で変わることがあることを覚えておきましょう。

毛周期を無視して脱毛すると損になる3つの理由

脱毛の施術にとって重要な毛周期は、部位ごとに1サイクルの期間が異なります。しかし、部位ごとに施術するのは効率が悪いため、「2か月ごと」の施術を推奨するサロンやクリニックが一般的です。
この2か月という間隔は「毛周期の平均」であり、多少のずれがあっても対応できることが主な理由です。しかし、2か月以上、または2か月以下の間隔で脱毛をした場合、損といえる以下のようなリスクがあります。

脱毛効果が得られない

1か月という短い間隔で施術を受けた場合、前回休止期だった毛穴に毛が作られておらず、脱毛効果を得ることができません。つまり、1か月での施術は、「ほぼ無意味」といっても過言ではないでしょう。

ただし、施術の回数を重ねて脱毛効果が出てきた場合、施術の間隔を2か月以上空けても問題ありません。成長期だった毛は抜け落ちて、退行期と休止期だった毛が残るので、毛周期のタイミングを摑みやすくなります。また、脱毛を重ねると「毛周期の期間が長くなる」傾向があるので、2か月以上の間隔を空けても問題ないのです。

肌への負担が大きくなる

光脱毛は出力が弱い分、肌の炎症や火傷といった肌トラブルが起きにくいといえます。しかし、注意が必要なのは出力が高いレーザー脱毛です。

レーザーは施術時の痛みが強い上に、毛根周辺に与える熱が高温になるのが特徴です。そのため肌に大きな負担がかかるので、施術後の肌の赤みやヒリヒリ感、ほてりといった症状が起こります。

1か月間隔で施術を受けた場合は肌の負担が積み重なり、火傷や毛囊炎(毛穴の炎症)といった肌トラブルの引き金となります。また、施術の熱によって肌が乾燥する上に、短期間の施術で乾燥がさらに悪化すると、施術そのものを断られる場合もあるので注意が必要です。

料金がかさむ

回数制のプランを契約している場合、1回1回の施術がとても貴重です。1か月で施術を受けても脱毛効果が得られないので、その貴重な1回を無駄にしてしまいます。
結果的に、脱毛効果が出ないと追加で施術する必要があるため、追加料金やプランの延長など、余計なお金がかかるのです。

しかし、回数無制限や脱毛し放題プランだからといって、1か月間隔でいいというわけではありません。無意味な施術をしても肌へ悪影響を与えるだけなので、2か月に1回の適切な施術を守りましょう。

まとめ

脱毛効果にとって重要な毛周期について、お分かりいただけましたか?脱毛効果が早く出るのでは?と、短期間で施術をしたとしても、脱毛効果を得られないので意味がないのです。
また、乾燥肌の悪化や肌トラブルなどが起きると、脱毛効果が得られないどころか、脱毛の施術自体を受けることができなくなります。
脱毛効果が実感できるまでは、2か月に1回のスケジュールを守って施術しましょう。