脱毛前に怪我をしてしまった…怪我をしている部分も脱毛することってできるの?

2018.12.12
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脱毛サロン予約日直前に怪我をしてしまった、小さな傷を作ってしまったという場合、脱毛はできるのでしょうか。

ここでは、怪我をした部分はどのように対処してもらえるのか、またどの程度の怪我なら脱毛を受けることができるのか、ということについてまとめました。
これから脱毛を受けることを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

怪我の部位には脱毛NG

脱毛部位を怪我した場合、怪我が大きい場合は脱毛そのものがNGです。
脱毛サロンは不特定多数が集まる場所ですので、衛生観念が行き届いているサロンでも、傷口から感染症が起こりやすい環境にあります。消毒を徹底しているといっても、医療用レベルとは言い切ることはできないのです。

小さな怪我がある場合は?

1枚のばんそうこうについているカット綿程度の大きさであれば、その場所を避けて光を照射することができます。ただし「縫合した」「進行したやけど」という場合は、脱毛施術を見合わせることが一般的です。

怪我(外傷)は程度にもよりますが、基本的にはその部位の光照射は避けるという見解を示すサロンがほとんどです。ただしケースバイケースですので、公式サイトなどでは明示していません。
小さな怪我でも、程度がひどい場合や医療介入がある場合には、施術を見合わせるようです。

治りかけでもかさぶたには照射NG

かさぶたができていて、治るのを待つばかりという傷にも光照射は行いません。かさぶたは黒色~茶褐色ですので、やけどのリスクを負うからです。

また、かさぶたの下には、皮膚再生のプロセス途中にある皮膚があります。この状態で光照射を受けた場合はかさぶたに熱エネルギーが集中し、やけどをしやすくなります。
そして再生途中の新しい皮膚にもダメージが伝わり、治癒した時には皮膚が変色している可能性も否めません。

脱毛したのに、怪我したら毛が生えてくるって本当?

都市伝説のように言われる「怪我した部位から毛が生えてくる」説。
脱毛サロンに通って無毛の状態なのに毛が生えたという現象もあるのだとか。
それは本当なのでしょうか。

体毛の役割とは?

私たちが「ムダ毛」として嫌っている体毛。これはなぜ生えているのでしょうか。
動物は体全体が毛でおおわれています。それは保温効果などが第一に挙げられますが、実際には怪我などのリスクを避ける意味合いも込められています。

人間も同様で、衣服を着る、医薬品で病気を治すといった文明が発達したため、体毛は退化してきましたが、汗の量や体温を調整するといった役割で、わずかながらの体毛は残されています。

これが自己防衛能力のチカラ

体毛(ムダ毛)があるために、体が守られることもあります。
たとえば、私たちは火や熱いものに触れたときに、瞬間的に手を離します。これでやけどを免れたと思うことがありますが、実際にはムダ毛がクッションの役目を担ったため、やけどのリスクが減ったのです。

頭髪は頭を守る、ワキ毛はリンパ腺が集中しているワキの体温上昇を防ぐ、アンダーヘアはデリケートゾーンの粘膜への感染を防ぐといったそれぞれの役目があります。
これを考えると、怪我した部位に毛が生えてくることも当たり前で、怪我で弱っている部位を守ろうと怪我の部位に毛が生えてくることがあるのです。

すべての人にこの現象が起きるとは限りませんが、都市伝説ではないといったことはお分かりいただけたと思います。

怪我以外でも体毛が濃くなることもある

怪我以外で体毛が濃くなることがあります。一つは妊娠です。
妊娠では、ホルモンバランスの変化によって体毛が濃くなりますが、これは出産後数か月たつと元の状態に戻るので心配はいりません。

また、角質が厚くなった部位や、皮膚の黒ずみが強い部位などは毛が集中して生えてくる場合があります。ほくろの上に毛が生えているということも同様ですね。
このように怪我以外でも体毛が濃く生えてくることがあるので、日ごろのケアを丁寧に行うことが求められます。

脱毛サロンの脱毛が永久的ではない!

脱毛サロン・エステサロンの脱毛は「美容脱毛」と言われています。
実は、美容脱毛では「永久脱毛」という表現はできません。また「半永久的に」といった表現も自粛しているサロンが主流となりました。

美容脱毛の意味を知ろう

美容脱毛(エステ脱毛)は「毛根に熱エネルギーを集め、毛母細胞に働きかける」というような表現を行うことが一般的です。

細胞を破壊して脱毛効果を高めるのは、医療機関でのみできる行為です。代表例として「医療レーザー脱毛」が挙げられます。
こちらは、医師や医師の指示を受けた医療従事者が医師の管理下で施術を行うので永久的な効果が得られます。

先ほど述べたように、脱毛をしても数年後にはまた生えてくることがありますので、美容脱毛は瞬間的な脱毛効果としてとらえましょう。「コース終了後のメンテナンス」などを案内するのも、こういった理由があるからです。

脱毛に対する理解を深めよう

「脱毛をしたから毛は生えない」ということはありません。
私たちの体の中でも日々アップデートがなされているため、怪我をした場所・皮膚が弱くなっている場所には「毛を生やして体を守る」という自己防衛機能が働くこともあります。
また、美容脱毛はすべての毛を永久的になくすことはできませんので、脱毛に対する理解を深めるとともに、私たちの体の防御反応についても知っておくとよいでしょう。

まとめ

「怪我をした場所に毛が生える」のは本当で、皮膚の弱くなった部分に対する防御反応が働いたととらえましょう。怪我をしていないのに毛が生えてきたということもあります。
肌を毎日ケアして、健康な状態を保つことが大切です。