脱毛期間中にボトックス注射を受けることは可能?

2018.11.27
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脱毛サロンやクリニックなどでの脱毛期間中に、ボトックスを受けるのは体に良くない影響を与えるといった話を聞くことがあります。
一見何も関係ないように思える脱毛とボトックスには、因果関係はあるのでしょうか?

ここでは、脱毛サロンやクリニックなどの脱毛中にボトックス注射を受けられるのか、何か影響はあるのかどうなどについて紹介していきます。

脱毛期間中のボトックス注射は可能なのか?

ボトックス注射とは額や眉間、頬など顔の部位に表情の動きを緩和させる「ボツリヌス菌」を注射することでシワ解消や、脇に注入することで汗を抑えることですが、メスを使わず効果を実感するまでの期間が短いことから人気を集めています。

しかし、脱毛とボトックスには、一体どのような因果関係があるのでしょうか。
それを、以下で詳しく見ていきましょう。

どうして脱毛期間中のボトックス注射は良くないとされるのか?

脱毛期間中のボトックス注射が体に良くない影響を与えるというような説が生まれた原因は、サロンやクリニックで行われている脱毛方式にあるようです。

これらの施設で選択されている脱毛のやり方は、黒いメラニン色素に反応して毛根に熱を照射するレーザータイプや光タイプの脱毛です。
熱を毛根に照射することで毛の生成機能を破壊し、毛を小さく短くすることで毛が生え難くするのですが、熱を受けた毛穴は軽度のやけどを引き起こす場合があります。

そして、個人差もありますが、赤くなる、かさぶた状になりヒリヒリとした痛みを伴うこともあるでしょう。

このように、ダメージを受けている状態の肌に注射を行うことで、肌に悪影響を及ぼすとの考えが、前述したような脱毛期間中のボトックス注射は良くないとの説が広まった理由です。

脱毛期間中のボトックス注射の影響はあるのか

サロンやクリニックで用いられる脱毛方法やボトックス注射の成分なども異なるので、あるところは「何の影響もない」「肌によくない」といった異なる意見が聞こえてきます。
ですが、脱毛期間中は肌から水分が飛んで乾燥した状態や、熱を帯びた状態になるので、正常な状態の肌よりも外部の刺激対して敏感に反応してしまうのは事実です。
ですので、脱毛期間中にボトックス注射を打てば影響があると考えておいた方が良いでしょう。

気になる脱毛期間中のボトックス注射による影響の可能性はいくつか考えられます。

肌トラブルを引き起こす

前述したように脱毛を受けた肌は熱によるダメージを受けている状態です。
その状態の肌に、注射を行うことで注射した部位が腫れる、炎症を起こす、痛みや痒みを覚えることも考えられます。

ボトックス注射の効果が薄れる

肌に注入するボツリヌス菌は、熱に弱いため脱毛期間中で熱を帯びた肌に注射すると、正常時の肌に比べ得るとその効果が薄くなってしまう可能性も考えられます。

どのくらいの期間を空ければ良いのか

熱照射と注射はどちらも肌に負担をかける点では共通しているので、極力同時進行は避けるべきですが、どれくらいの期間を避ければよいと専門家は考えているのでしょうか?

目安としていわれている期間は、脱毛の処置をした後1~2週間です。
それ位の期間を経過すると肌が受けていたダメージも修復されるとされています。

また、ボトックス注射で皮膚に注入するボツリヌス菌が体内に浸透するまで1~2週間程度要するとの説もあることから、ボトックス注射を先に行った後で脱毛する場合も、同様に1~2週間の期間を空けるといいでしょう。

注意点

近年、美容と脱毛を両方行える美容脱毛サロンが増加しています。
世の女性の美に対する関心が高まっており、脱毛業界も激しい顧客獲得競争を勝ち抜く必要があるため、一ヵ所で両方のサービスが受けられる方がお客さんからの評価が高くなるからです。

ですが、美容か脱毛どちらかに特化したサロンも数多く存在しています。

もし、脱毛を受けている店舗とボトックス注射を受ける店舗が異なる場合には、両方の店舗で同時に受けたいことを事前に相談してから施術に望むと良いでしょう。

まとめ

ボトックス注射は顔の表情筋の動きを柔らかくすることで顔のしわを伸ばすハリを与える、脇などに注射することで汗の分泌を抑える効果もあり、ワキガ予防などにも最適です。

メスを使わず手軽にでき即効性が高いことから人気ですが、サロンやクリニックで施術される熱照射による脱毛を受けた直後では肌に影響を及ぼす可能性が指摘されています。

熱を肌に照射して毛根を破壊する仕組みなために、施術直後の肌は少なからずダメージを受けており、その状態で注射を行うと赤くなる、炎症を起こすなどの可能性があります。

そのため、脱毛を受けた直後のボトックス注射はなるべく控え、1~2週間ほど経過した後に肌の状況を見ながら、医師や専門家と相談しながら行うと良いでしょう。