薬を飲んでいても脱毛はできる?

2018.07.04
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薬を飲んでいる方は脱毛NG

急性期・慢性病問わず何らかの疾患にかかっているために服薬が欠かせない方もみられます。このような場合、脱毛サロンに通っていいのかどうか迷ってしまうことでしょう。

脱毛サロンでは、「体調がすぐれない方、服薬中の方や持病を持っている方」の施術は断っています。まずは、主治医に「脱毛サロンへ通ってよいか」聞いてみましょう。
また毎日服薬している薬がある場合には、薬剤師にも同様の質問を行うことをおすすめします。

脱毛サロンに対しては、契約前のカウンセリングの段階で自分が抱えている疾患や服薬中の薬について必ず伝えます。エステスタッフは医療従事者ではないので「この病気は、脱毛サロンがOK、この薬であれば大丈夫」とアドバイスすることができません。

そのため、「医師による確認書」が必要だと言われることが多いようです。もし、医師が「光脱毛はNG」だといえば、脱毛サロンへ通うことはできません。

その時は、なぜ脱毛サロン通いがダメなのか納得できる説明を受けましょう。
医師から説明を受けることができれば、「健康を取るか美容面を取るか」自分自身で気持ちの整理をつけることができるでしょう。

それはどうして?

なぜ、持病を持っている方や服薬中の方は、脱毛サロン通いができないのかを簡単に説明しましょう。

まずは、薬についてです。薬には副作用のリスクがあります。中でも重篤なのは「光過敏症」という症状です。薬の血中濃度が高まっている状態で強い光を浴びると、皮膚に紫斑やシミのようなあざが浮かび上がってくる可能性が否めないからです。

皮膚に異常をきたすのは、日差しの下だけではなく光脱毛のフラッシュ光でも同じことが言えます。そのため、「服薬中の方の脱毛サロンは禁忌」としているのです。

薬というと「粉薬」「カプセル」「錠剤」というようなイメージがありますが、消炎鎮痛剤として使われる湿布薬なども同様ですのでご注意ください。

もう一つの理由として、ステロイド剤やホルモン剤などの副作用に「多毛 」の症状があります。毛深くなる・毛が濃くなるというような症状です。このような症状が出始めたから、脱毛サロンに通いたいという方もいることでしょう。

薬の副作用が原因の多毛の場合、服用をストップすれば症状は治まります。また、薬の作用の方が強いため、脱毛サロンに通っても脱毛効果は現れません。

多毛が副作用として出るお薬を服用する方は、急に断薬ができない状況である場合がほとんどです。
また、脱毛サロンで光照射を受けることによって急変することも考えられるため、脱毛サロンに通うには慎重になる必要があります。

もちろん、多毛の状態を止めたいという理由で勝手に服薬をやめてはいけません。

持病によっては、服薬中の薬の副作用ではなく直接急変する可能性も否めません。病気治療のために「直射日光を避けること」といわれた場合は、光脱毛も禁忌であると捉えた方がよさそうです。

脱毛サロンがNGの病気やお薬は…?

脱毛サロンでの施術ができない病気は多岐にわたります。中でも一番気をつけたいのが、光刺激が原因となって起こる症状です。
片頭痛や光感受性発作(てんかん症状)のほか、光を特にまぶしく感じてしまう自律神経失調症 の症状を持っている方に注意が必要だとされています。
脱毛サロンでは、光が視界に入らないようゴーグルを着用して施術を行いますが、強い光を体に浴びただけでも同様の症状が起こりやすくなります。

また、光線過敏症による皮膚炎の発症リスクを持っている方や、色素系乾皮症(XP) の患者も脱毛サロンはNGです。

先にあげた疾患を持っていなくとも、「薬剤性の光線過敏症 」の発症リスクが高い薬剤を服用している場合は注意が必要です。
湿布薬はもちろん抗生物質や抗ヒスタミン剤、利尿剤のほか多数の薬剤が挙げられます。処方薬をもらいうけた時に、薬剤師から副作用のリスクについて十分に説明を受けましょう。

また、多毛の副作用リスクがある婦人科治療のためのホルモン剤や、ステロイド剤の処方を受けている時の光脱毛も避けた方が良いでしょう。ただし、低用量ピルを飲んでいる場合の脱毛は可能というサロンもありますよ。

ここにあげた症状・医薬品の他にも、光脱毛が禁忌という疾患や医薬品が存在します。持病の治療中にある方は、どんな疾患であれ「光脱毛は可能か」主治医に確認してください。

まとめ

光脱毛サロンでは、病気を持っている方や服薬中である患者の受け入れの見解がまちまちですが、受け入れ不可の疾患などの線引きはどのサロンでも行われています。

病気治療中にある方は、まずは「脱毛をしたい」という旨を主治医に伝え見解を仰ぎましょう。また服用中の薬について、光脱毛によって副作用のリスクが高まるものかどうか薬剤師に確認してもらうことも大切です。

疾患があることで、身だしなみの観点から脱毛できないことを残念に思うかもしれませんが、体の調子を整えることが第一です。まずは体の状態を良くすることに専念してくださいね。