20歳未満でも全身脱毛は可能?脱毛サロン・クリニックの年齢制限はあるの?
2018.11.05今や、20歳未満の未成年も美意識が驚くほど高いです。
テレビでお肌つるつるの若い俳優やタレントを毎日目にしているのだから、当然といえば当然でしょう。
では、20歳未満の未成年でも全身脱毛は可能なのでしょうか?
ここでは、年齢制限のある主な脱毛サロンやクリニックをまとめてみました。
脱毛に年齢制限のある主な脱毛サロンとは?
全国展開していたり、敏感肌専用を謳っていたりする有名なサロンも、下記のように年齢制限を設けています。
銀座カラー
脱毛できる年齢:16歳以上で、2回以上生理がきた方対象
脱毛できる条件:親権者と一緒に来店すること、親権者の同意書も必要
シースリー
脱毛できる年齢:17歳以上
脱毛できる条件:親権者と一緒に来店すること、親権者の同意書も必要
エピレ
脱毛できる年齢:7歳以上
脱毛できる条件:親権者の施術時の同席、親権者の同意書が必要で、場合によっては電話確認もすることがある
ディオーネ
脱毛できる年齢:3歳以上
脱毛できる条件:親子の意志の一致が必要で、親権者のサロンへの同伴、送り迎えも必須
脱毛に年齢制限のある主な美容クリニックとは?
医療従事者が脱毛を行うクリニックでも脱毛サロンと同様に、やはり年齢制限を設けている所があります。
湘南美容クリニック
脱毛できる年齢:18歳以上
脱毛できる条件:カウンセリング時に親権者の同伴が必須で、施術を受ける際、親権者に電話確認をする場合がある
アリシアクリニック
脱毛できる年齢:16歳以上
脱毛できる条件:親権者が同伴するか、同意書が必要
リゼクリニック
脱毛できる年齢:14歳以上(14歳以上からも脱毛できるが、リゼクリニックでは高校生以上を推奨)
脱毛できる条件:18歳(高校生)までは親権者の同意書、同伴が必要
なぜ、脱毛に年齢制限があるのか?
なぜ、脱毛サロン・クリニック共に年齢制限があるのでしょうか。
その理由について、見ていきましょう。
未成年の肌はデリケート
未成年はお肌も未完成なため、脱毛のような刺激のある行為をするとトラブルを起こしやすいのです。
その刺激には大人よりも敏感に反応してしまうので、お肌の変色の一因にもなってしまうことがあります。
お肌のトラブルは、思春期の女子には耐えがたいコンプレックスになりかねません。
ですから、慎重に脱毛をするかどうかの選択をしましょう。
ホルモンバランスがまだ安定していない
未成年だと、生理が来てもまだ周期が不安定だったり、生理が来るか来ないかの微妙な時期だったりという場合もあるかと思います。
これが何を意味しているかというと、ホルモンバランスが安定していないということです。
ホルモンは毛母細胞に影響を与えるため、ホルモンバランスが安定していないと、脱毛効果が出にくいのです。
例えば「脱毛ラボ」では年齢制限を設けてはいませんが、生理が来ていない未成年の施術は効果が見えにくい場合があることの了承があれば施術する、というスタイルを取っています。
また、男性ホルモンが強くなると毛が濃くなるのは有名な話ですが、ホルモンバランスが安定しないと、せっかく脱毛しても何らかの拍子で男性ホルモンが強くなり、また毛が生えてきてしまうという場合もあるのです。
ホルモンバランスはちょっとしたストレスでも乱れてしまうほど、デリケートなものです。
生理が来たとしても、ホルモンバランスが安定するかどうかは個人差があります。
サロンの光脱毛だと、未成年の肌には効果が出にくいこともある
多くの脱毛サロンでは、脱毛方法として光脱毛を提供しています。
光脱毛で使用している光は黒い色に反応するため、毛のメラニン色素に反応して熱を与えることで、発毛の力をなくしていくという仕組みです。
しかし、未成年の毛は一般的に大人よりも細く、薄い色をしているため効果が出にくいと言われています。
また、未成年は学校のプールや部活などで日焼けをする機会が多くなります。
日焼けをすると、黒い色に反応する光が肌の黒さによって毛根まで届きにくくなり、脱毛効果も出にくくなってしまうのです。
さらに、肌の表面に熱が集中し、火傷を起こしてしまう可能性もあります。
こういった理由からも、年齢制限はあると思われます。
年齢制限がない、年齢が低いうちから脱毛できるサロンがある理由とは
なぜ同じ脱毛サロンでも年齢制限がなかったり、低い年齢でも可能だったりと対応の差があるのでしょうか。
これは、脱毛サロンの施術方法に大きな差があります。
3歳という低い年齢から脱毛できる脱毛サロン「ディオーネ」を、例に挙げて見てみましょう。
ディオーネの脱毛方法は「ハイパースキン法」といって、現在の毛にはなにも影響がなく、未来に生える毛の準備をしている「毛の種」のみにアプローチするものです。
「毛の種」を減少させるだけなので、従来の光脱毛より低温で痛みもほとんどなく、子供でも安心して施術できると言われています。
また、光脱毛でも脱毛サロン「ラココ」のSHR方式ならば、子供のお肌にも優しいです。
SHR方式は、従来の光脱毛よりも肌の浅い部分にあるバルジ部(毛を作る重要な働きをする部分)に影響を与えるので、比較的弱いエネルギーでの脱毛が可能です。
そのため、子供の肌にも負担が限りなく少ないと言えます。
SHR方式はほぼ無痛で暖かく感じる程度の温度ですみ、日焼けやほくろがあっても施術可能でうぶ毛などの細い毛にも効果があります。
また、全身脱毛も最短20分くらいで完了し、最短2週間で次の施術が可能なため通う期間も他の施術より少なくすむなど、嬉しいメリットが挙げられます。
このように、年齢制限がない、もしくは年齢制限を低い年齢に設定しているところは施術方法に理由があります。
効果が見えにくいかどうかに関してなど、詳しいことはサロンに問い合わせてみましょう。
相談は、ほとんどのサロンやクリニックでも無料で行っています。
たくさんあるサロンやクリニックから、親子一緒に子供に合った施術方法を見つけることも大切でしょう。
まとめ
結論としては、20歳未満の未成年でも、サロンやクリニックによっては全身脱毛が可能です。しかし、未成年の施術にはデリケートなホルモンバランスの問題などがあるため、効果が見えにくいと言われるのも事実です。
その辺りを親子でじっくり相談して、脱毛をするかどうかを決めてくださいね。