ムダ毛の脱色ってどんな効果があるの?脱毛との違いとは
2018.10.30ムダ毛処理にはピンセットで抜いたり、シェーバーで剃ったり、クリニックで脱毛したり、さまざまな方法があります。
その中で「脱色」というムダ毛の処理方法をご存知でしょうか?
もちろん知っている人もいるでしょうが、初めて聞いたという人も少なくないでしょう。
そこで、ここではムダ毛の脱色とは何か?どんな効果があるのか?脱毛との違いとは何か?などを見ていきます。
ムダ毛脱色をすると毛が目立たなくなる効果がある!
ムダ毛の脱色とは、毛の黒い色の構成要素であるメラニン色素を抜き、毛の色を金髪のような明るい色にすることです。
ムダ毛が黒いと遠くから見ても毛が目立ってしまいがちですが、ムダ毛の色が明るいと肌の色とほぼ同化するため、ほとんど生えているか分からない状態になります。
そのため、ムダ毛が目立たなくなるというわけです 。
脱色は毛が薄い人や毛の量が少ない人向け・・
しかし、脱色をしても毛の量が減るというわけではなく、生えたままになっているため至近距離で見られるとムダ毛があるのがバレてしまうので注意が必要です。
特に、毛の量が多い人や剛毛の人は近くによるとムダ毛がギュウギュウに生えているのが分かってしまうので脱色は不向きだと言えるでしょう。
基本的に脱色は、毛が薄い人や毛の量が少ない人に向いています。
また、脱色後の持続期間は個人差もありますが1週間くらい と言われています。
一度脱色した毛が黒くなることはないですが、新しく下から生え変わってくる毛は黒色です。
よって脱色を維持するには、定期的にメンテナンスをする必要があります 。
脱毛と脱色はどう違うの?
では次に、脱毛と脱色との違いは何なのでしょう。
簡潔に言うと脱毛は「ムダ毛を除去する」ことで、脱色は「ムダ毛を目立たなくする」ことです。
まず、脱毛をすると生えているムダ毛自体をすべて取り除くことができるため、次の毛が生えてくるまでは、毛の処理に悩まされることがありません。
一方で、脱色の場合は生えているムダ毛を目立たなくさせる効果はありますが、毛を除去できるわけではないです。
そのためムダ毛そのものを無くしたいという人には「脱毛」、とりあえずムダ毛を目立たなくしたいという人には「脱色」するのがおすすめです 。
ムダ毛脱色の手順とは?
続いて、ムダ毛を脱色したいという人のために、手順を説明します。
もし間違えたやり方で脱色してしまうと、赤みなどの肌トラブルが発生する可能性もあります。
しっかりと正しい使用法を頭に入れたうえで、脱色に臨みましょう。
1.パッチテストを実施する
人によって、脱色剤は肌荒れや赤みを引き起こすこともあります。
脱色剤を使う前には、自分の肌に異変が無いかを確認するために、パッチテストを行うことを忘れないようにしましょう。
もし万が一、肌に何らかの異常が発生したらすぐに使用を中止してください。
2.脱色剤を塗る部位を綺麗に洗う
脱色剤を塗る部位に汚れがあると、脱色剤が肌に浸透せず上手く脱毛ができないことがあります。
ですから、石鹸などで脱色剤を塗る部位はしっかりと洗いましょう。
そうすれば汚れが落ちて脱色しやすくなります。
3. 脱色剤をしっかり混ぜ合わせ、脱色したい部位に塗る
市販されている脱色剤は、2つの液体を混ぜて使うものが一般的です。
脱色効果を最大限に引き出すために、ムラがないようにきっちり混ぜ合わせていきましょう。
その後、脱色剤に付いているヘラや薄手のビニール手袋などで丁寧に塗っていきます。
塗る時には薄く引き伸ばすのではなく、ムダ毛が隠れるくらいしっかり塗ることがポイントです。
4.一定の時間放置したら洗い流す
一定の時間放置したら、ぬるま湯で脱色剤を洗い流しましょう。
この際、脱色剤が肌に残らないようにすることが大切です。
また、脱色効果を少しでも高めるために指定時間より長時間放置する人もいますが、肌に負担がかかり、肌荒れを引き起こす原因となります。
必ず、脱色剤に記載されている時間を守るようにしましょう。
5.保湿を行う
脱色剤を洗い流してタオルで水分を吸収したら、化粧水や保湿クリームなどで保湿ケアを行いましょう。
脱色剤は肌に強い刺激を与えるため、ダメージが蓄積されてしまいます。
きちんと保湿に努めることで、肌へのダメージを大幅に軽減させることができます。
以上が脱色方法の手順です。
大変かもしれませんが、これを覚えておくと脱色を失敗せずにすむはずです 。
まとめ
ムダ毛の脱色とは、メラニン色素を抜き毛の色を金髪のような明るい色にすることです。
この明るい色により、ムダ毛が目立たなくなるというわけです。
しかし、脱毛とは違いムダ毛を除去できるわけではないので注意しましょう。
あくまで脱色は「ムダ毛を目立たなくできる」だけです。
そして、ムダ毛を脱色したいのなら、先述した手順を覚えておくことが大切です。
これを頭に入れておけば脱色を失敗せずにすむでしょう。
また、脱色剤を使用する際は肌トラブルを引き起こさないように、きちんと説明書に記載されている内容を守って使用するようにしてくださいね。