綺麗になりたくていったのに……脱毛でやけどになったときの対処法

2018.05.28
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ムダ毛のない肌に憧れて、脱毛サロンに通う女性は多いですよね。
しかし、時間とお金を使ってサロンで脱毛をしたのに、それが原因で肌にやけどを負ってしまう可能性があるのです。
今回は、なぜ脱毛が原因でやけどになるのか、そしてやけどになった場合の対処法をご紹介します。

なぜ脱毛でやけどが起きるのか?

脱毛にはレーザー脱毛と光脱毛の2種類があり、レーザーは美容皮膚科などの医療機関、そして光は脱毛サロンで受けることができます。
どちらも「毛根にレーザーや光を照射し、熱のダメージを与えて毛を生えなくさせる」ことで脱毛につながるという方法を採っています。
脱毛の施術で照射されるときに、光脱毛では約70℃、レーザー脱毛に至っては約200℃もの熱が発生するといわれています。
つまり、脱毛の施術を受けるときに発生する「熱」によって、やけどが起こる可能性があるのです。
やけどが起こる主な理由は、施術前のムダ毛の処理が甘い、また施術の前後に日焼けをすることがあげられます。
脱毛に使用されるレーザーと光は、毛の黒い色素であるメラニン色素だけに反応して熱を発生させる仕組みです。
つまり、ムダ毛が長いと発生する熱エネルギーが大きくなり、毛穴の周辺にやけどを起こすリスクが高くなります。
そして、日焼けは皮膚のメラニン色素が増えるので、照射すると毛だけでなく、肌のメラニン色素にも反応するのです。

脱毛後に起きるやけどの症状とは?

脱毛の施術で肌が赤くなったり、痛みを感じたりすることは正常の反応であり、数時間すれば治まります。
しかし、施術後に次のような症状があらわれた場合、脱毛が原因のやけどをしている可能性があります。

・皮膚が赤くなり、ヒリヒリする

日光を浴びた後の日焼けと同じように、赤くなってヒリヒリした痛みを伴う
2~3日が経過しても症状が変わらないなら、軽度のやけどの可能性あり

・ミミズ腫れやじんましんができる

施術後の皮膚に発疹や腫れ、かゆみが起きた場合、軽度のやけどの可能性あり

・水ぶくれができる

施術後に水ぶくれが起きると、中度のやけどの可能性あり

赤くヒリヒリするやけどの対処法

脱毛を受けた後に皮膚が赤く痛みがあると感じたら、なるべく早くやけどした部分を「水で冷やす」ことが重要です。
また、やけどは症状が軽度の場合でも、冷やさないで放置すると症状が進行していくという特徴があります。
赤みや痛みがある状態で放置した場合、2~3日後に水ぶくれができることがあるので、軽度でも甘く見ずにきちんと冷やすことが大切です。
また、やけどの冷却をするときは、次の点に注意して行うようにしましょう。

・蛇口から流れる水を直接当てないようにする
・洗面器やシンクに流水しながら水を溜め、そこに患部を浸けて冷やす
・痛みが治まるまで、最低でも15分~30分は冷やす
・氷や保冷剤を直接当てると、凍傷の恐れがあるので避ける

水ぶくれしたやけどの対処法

水ぶくれを起こしたやけども同様に、まずは水で冷やすことが重要です。
水ぶくれが潰れると菌が繁殖して化膿することがあるので、絶対に潰さないことが鉄則です。
また、冷やすときは水ぶくれが破けないように、洗面器などに溜めた水で冷やしましょう。
水ぶくれの表面はとても薄く、ちょっとした拍子で破れることがあるので、冷やした後は絆創膏などで水ぶくれを衝撃から守ることも大切です。
そして、水ぶくれが破けてない場合は、そのままの状態を保つと自然と治っていきます。
もし水ぶくれが破けてしまった場合は、化膿を防ぐ抗生物質入りの軟膏を塗り、乾かさなようにすると跡が残らずきれいに治せます。

脱毛によるやけどの予防法

脱毛を受けるときは次のことに注意すると、脱毛によるやけどのリスクを低下させることができます。

・脱毛の前後に日焼けをしない

日焼けをすると紫外線のダメージを防御するために、皮膚細胞ではメラニン色素を発生させて皮膚が黒くなります。
日焼けが原因のやけどは赤くヒリヒリしたやけどではなく、照射した部分が「点」の形で色素沈着するので見た目がとても悪くなってしまいます。
そして、照射した後の肌に問題がなくても、日焼けをすると浮き上がってくることがあるので注意が必要です。
このような日焼けによる色素沈着を予防するためには、日焼けをしてすぐに脱毛を受けない、また脱毛後に日焼けをしないことが重要です。
また、日焼け止めを塗ることはもちろん、帽子や日傘といった紫外線対策を怠らないようにしましょう。

・テスト照射を受ける

はじめて脱毛する方や、これまでとは違うサロンや医療機関で脱毛する場合は、カウンセリングのときにテスト照射を受けておくことをおすすめします。
目立たない部分にごく少量のレーザーや光を照射して、1週間くらい時間を置いて反応を見るのです。
テスト照射を受けておくと、万が一やけどや異変が起きた場合でも、被害を最小限に食い止めることができます。

おわりに

脱毛でやけどが起こりうるリスクがあることを、おわかりいただけましたか?
脱毛でやけどをしてしまった場合でも、対処法さえ知っていれば悪化させずに済みます。
せっかく受けた脱毛でつらい思いをしないためにも、正しい対処法の実践に加えて、紫外線対策も欠かさないようにしましょう。