脱毛後に気になる肌荒れ……ケアはどうすればいい?

2018.05.07
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脱毛サロンを利用するのはいいけれど、施術後にどうしても肌の乾燥が強くなってしまったり、肌荒れが起こってしまったりというような副作用に悩むかたもみられます。
脱毛サロンでも施術の前後に肌に対する処理をきちんと行っていますが、なぜ脱毛後に肌荒れが起こりやすくなるのでしょうか。
肌荒れを防ぐためにセルフケアはできる?そんな皆さんの疑問に応えるべく、肌荒れが起こりやすくなる理由や、セルフケアの方法をまとめました。

なぜ、肌荒れが起こりやすくなるのか

なぜ、脱毛後に肌荒れが起こりやすくなるのでしょうか。理由を見ていきましょう。

肌そのものが軽い炎症状態になる

脱毛サロンで照射する光は「黒色に反応し熱を発生させる」波長のものです。光の反応により毛根が発熱した際には、周りの皮膚組織も熱を感じています。そのため、肌も軽い炎症状態になり荒れてしまうのです。
皮膚への反応も否めませんので、多くの脱毛サロンでは2ヶ月以上のお休み期間(クールダウン期間)を推奨し、肌の炎症が落ち着いた頃にまた施術を行うという方式をとっています。

施術後に紫外線にあたることで、反応が進む

先述の通り、光脱毛を行うことで肌が軽い炎症状態にかかります。その後紫外線に素肌をさらしてしまうと、炎症が進む可能性があります。もちろん、紫外線はシミの原因につながっています。施術後は肌が敏感な状態ですので、シミができやすくなります。
また、光エネルギーによって肌の中に閉じ込められていた水分が蒸発しています。施術後は肌のバリアが壊れており、肌の潤いも逃げやすいため、紫外線の作用によって乾燥肌が更に進んでしまうことも考えられます。

肌を防御するためにある毛 がなくなるため

体中に生えている毛は、見た目にも悪いですし、むだ毛といって敬遠されてしまいます。ただ生えているだけではなく、肌や身を外敵から守るために生えています。
体毛は、体感温度を一定に保つための温度・湿度調節の役割や、やけどや衝撃から肌を守るためのワンクッション効果があります。また動物のヒゲまでの効果はありませんが、物体の感触を知るためのセンサーとしての役割もわずかながら備わっています。
体毛がなくなるために、肌の防御機構の一つが失われてしまいます。肌の温度や湿度を調節できなくなるので、肌荒れが進んでしまうことにつながります。

脱毛サロンでの肌ケアはどうしてる?

光脱毛は、発熱を伴う脱毛プロセスを持っています。そのため、炎症が強い場合はもちろんのこと、乾燥肌が強い方 に対しては施術が断られる場合がほとんどです。
また、施術後の肌トラブルを防ぐために、サロンサイドでの肌ケアはどのようにしているのでしょうか。

美肌ジェルでのお手入れ

光脱毛を行うお店では、単に脱毛をするだけではなくプラスワンの効果として「美肌になれる」ことも紹介しています。脱毛を行う際には、ジェルを塗布して光を照射することが一般的です。コラーゲンなどの美肌効果がある成分が含まれたジェルは、光照射を行った時に肌に熱がこもるのを防ぐための冷却目的もあります。肌の乾燥を防ぎ、肌の炎症を抑える効果も担っています。

セルフケアのレクチャー

肌の乾燥や肌荒れは施術をしてから数日後に現れることもあるようです。自宅で行える保湿方法などを紹介することを行います。施術日当日の入浴はNG、シャワー浴にとどめることや、サロンで使っているコスメをホームケア用に紹介することもあります。脱毛サロンでは、肌の状態が悪ければ、次の施術ができません。自宅でのケアをレクチャーして、肌の状態を保ち続けることもサロンの責任といえるでしょう。

光は肌のコラーゲン生成を促す力も

余談となりますが、光は肌の土台ともいえるコラーゲンの生成を促す力も持ち合わせています。光を照射することで肌をきれいにする「フォトフェイシャル美容 」を考えると分かりやすいのではないでしょうか。コラーゲンは肌の弾力をつかさどる役割があり、保水スポンジのような働きも持っています。光を照射し、肌の内側から潤いを保てる肌に育てることも視野に入れ、お手入れ前後にジェルを塗布するなどのケアも欠かしません。

セルフケアの方法~私たちができること~

では、脱毛後の肌荒れトラブルとは無縁の状態を作るためのセルフケアはどうしたらよいでしょうか。

夏場でも長袖を着用

脱毛後はシミや発赤防止のために紫外線を避ける必要があります。脱毛機器が発する強い光を浴びた後ですので、強い日差しを浴びると光線過敏症 という皮膚症状が生じる可能性も否めません。脱毛施術を受けた後2週間程度は、長袖を着用し日差しを直接浴びないようにする工夫が必要です。

保湿クリームなどで脱毛部位をケア

脱毛サロンでもレクチャーする内容となりますが、朝晩のスキンケアの時間に脱毛を行う場所に保湿クリームなどを塗布して肌の乾燥を防ぐようにしましょう。お風呂などにも保湿効果がある入浴剤を使うと、乾燥肌を抑えることができます。
肌の保湿を丁寧にすることで、「毛が抜けやすい状態」を作ることができます。また、肌トラブルにも負けない強い肌をつくり上げることも可能です。

それでも肌トラブルが発生 したら…?

気を付けていても、その時の体調などが関係して肌トラブルが起こってしまうことがあります。そんな時は、医師の診察を受けましょう。皮膚科クリニックの診療代などの保証を受けられることもありますので、まずは脱毛サロンに相談をしましょう。脱毛サロンと医療提携を行っている皮膚科クリニックを紹介してもらえます。脱毛サロンを選ぶ時には「医療提携を行っているか否か」も確認すると更に安心ですね。

おわりに

脱毛後の肌荒れはセルフケアでなくすことができます。また、光照射を始める前に保湿ケアを行ってくれるサロンを選ぶことも一案ですね。
もしも起こってしまった肌トラブルには、医療提携先の皮膚科が受診できることもあるので、サロン選びの時には「医療提携があるか」も決め手の一つとしましょう。